高水三山に登ってきた
夏が近づいて参りました。
こう暑くなってくると色々なことに気を使う様になりますね。
節約のためにせっせと作っているお弁当も状態が心配になってくるこのごろ。
そしてもうすぐやってくる梅雨の憂鬱。
あの蒸し暑くジメっとした梅雨がやってくる前に遊んでおこうぜということで、
久しぶりに山に登ってきました。
かなり久しぶりということもあってだいぶ体がなまっておりましたので、
あんまりハードじゃないところからまたはじめようといういうことに相成りまして、
今回選ばれたのは「高水三山」でございます。
ぼくたちは山ボーイですが、
山ガール.netさんのコースを参考にさせていただきまして、
という奥多摩の人気コースをチョイスいたしました。
こちらはJRの駅からのアクセスも非常によく、
もちろん日帰りで楽しめるコースになっております。
ポイントは「高水山」、「岩茸石山」、「惣岳山」の3山頂を味わえるということですね。
今回僕らは10:09青梅発のJR青梅線で「軍畑駅」に向かいました。
駅を出ると、すでに自然が溢れ、空気もキレイでございます。
ここから山に入るわけですが、途中の道沿いに謎の不気味工房があります。
それはシカトして、山の入り口までは少し歩きます。汗ばみます。
山の入り口には「高源寺」というお寺がありまして、
そこでトレッキングシューズに履き替え、 いざ入山です。
今回のコースは標高も800mないくらいですので、登山時間もそこまで長くありませんね。
山道をてくてく歩いたり階段を登ったり1時間くらい経過するともう最初の山頂「高水山」付近まできちゃいます。
山には何かと寺がありましてそこが頂上だったり起点になっていたりするんですね。
スピリチュアル。
最初の「高水山」山頂付近にも寺があり、まずは一つ目の山頂に到着。
ここはさして眺めもよいわけではないので、
少し休憩してさっと次の山頂へ向かいます。
次の「岩茸石山」山頂は今回の三山のなかでいちばん眺めがよいということで、
そこで昼休憩をすることとします。
また山道をひたすら歩いたり登ったりしていると、突如現れるタフな岩道。
これは太ももふくらはぎに乳酸がたまりますぞ。
僕はツる寸前でした。
この岩を登ると「岩茸石山」の山頂に到着です。
山って登っているときはただ疲れるし、足は痛いし、
なんで登ってるんだろうと疑問に思う事もあるのですが、
やっぱり頂上まで来るとすべてがチャラですね。最高です。
昼飯です。
簡易コンロを装備しておりますので、カップ麺をいただきます。
山の頂上でいただくカップ麺は格別です。
職場で仕方なく食べるカップ麺とはまったく別物。
やはり食べ物は「何を食べるか」ではなく、「どこで食べるか」「だれと食べるか」
という要素のほうが重要だと気付かされます。
そんなことを話していたら沸かしていたやかんのお湯が突風に吹かれバランスを崩し、
ぶち巻かれるというアクシデントに見舞われましたが、
だれも火傷することなく滑落することなく事なきを得ました。
小腹も満たされたので、最後の「惣岳山」山頂までもうひと歩きします。
あとは縦走なので、激しいアップダウンはそんなにありません。
3つめの山頂はあまり眺めもよくありませんが、
結構広いスペースがあったので、 今度はコーヒーを飲んでリラックス。
コーヒーは便意を助長させるので少し不安ではありましたが、
大自然の中で飲むコーヒーは本当にウマし。
あとは下山するのみでございます。
ひたすら山道を下ります。実は下りのほうが膝に負担がかかるので地味に疲れますね。
下山し始めて1時間くらいでしょうか、
へとへとになりながらも無事に降りてくることができました。
15時くらいですかね。
ですので、ゆっくり登って休憩して下ってのべ3時間半くらいのコースでした。
久しぶりだったので、結構疲れました・・
もっと日頃から運動しないと駄目ですね。
下山ポイントは「御岳駅」のすぐ近くだったので駅前かるく冷やかそうと思っていたら、
目の前にいかにも美味そうなそば屋を発見。
さっきカップ麺食べたけど、ここぞとばかりに入店です。
見た目からして明らかに美味そうな雰囲気を醸し出しまくっていますよね。
下山してここに入店しない人はちょっとおかしいんじゃないか、
と言うのも過言ではないです。
案の定店内は下山客で賑わっておりました。
僕らは奥の畳スペースを陣取ることに。
めちゃくちゃビールを飲みたかったのですが、700円オーバーだったので経済的に我慢(後にこれが特大ジョッキだと判明)。
シンプルにざるそばをチョイス。
待つ事30分弱。
「ざるそば」
かわいい、小さいざるにこんもり盛られたシンプルなざるそば。
これがまずいわけがありません。
そばつゆもしっかりとダシをとって作成しているそう。
一瞬で食べきりました(美味しかったから。。)
食後のお楽しみ、そば湯。
実にウマし。。疲れた体に染み渡ります。
しばらく談笑して、店を後にしました。
まだこの時点で17時前とかなので、外は明るいわけで、
山は朝が早いから一日がかなり長く感じるのが更に得した気分になりますね。
お腹も心も満たされて、大満足で「御岳駅」を後にしました。
まだ早いので三鷹で一杯やっていこうということになりまして、
年甲斐もなく「一休」で本日初ビール。
遅すぎる本日初ビールに歓喜する僕ら。
疲れていたので、深酒せずに家路につきました。
山はいいですね。次回は7月に登る予定です!
チャオ