【初心者向け】もんじゃの作り方 @おしお本店(月島)
光が移動するかのような速さで猛然と過ぎ去ったお盆。
みなさまいかがお過ごしだったでしょうか?
僕の夏休みは9月に別途いただく予定なので、お盆は普通に出勤しておりました。
去年のお盆は会社も閑散とし、仕事も忙しくない、電話もあまり鳴らない、
というすごく停滞ムードだったので居心地が良かったのですが、
なんでしょう、今年は仕事は忙しいわ、なんか社員はあんまり休まないわで、
普段とまったく変わらないお盆を社内で過ごしました。
とはいえ、
なんとなくお盆気分を自分たちで演出しないとやってられんということになり、
無理矢理定時でアガりまして向かったのが月島。
月島だからお盆気分というわけではまったくございませんが、
なんか普段時間的にもあんまり行けないとこに、と同僚となりまして、
もんじゃの聖地へ。
もんじゃストリートは以前自分が通ったときよりもいささか洗練され、
より観光地ぽくなった気がします。
目当てのお店がすごく混んでいたので、フィーリングで決めることに。
お店は空いてたほうが居心地がいいけど、
あまりにもがらんとしているとどこかに問題が潜んでいるきがしてしまいますよね。
が、混みまくって並んだり、ぎゅうぎゅうの席に詰めて、
みたいなのも、 落ち着かないからいやですよね。
なのでなんとなく適度な混み具合のところをチョイスしたくなるのは、
皆様もだいたい考えたことがあるはず!
という観点から今回のお店決定。
「おしお本店(月島)」
はっきり言ってもんじゃの味も、違いも、作り方もよくわかりませんが、
適度に賑わっていたのと、キャッチーなお店のネームでここに決めました。
まずはビールで乾杯。
観光地価格なのか、一杯600円強とお高め。
ここで遠慮なく飲むと破産が確定するので、
控えめにもんじゃそのものを楽しむプランに自分的に変更。
前述の通り、もんじゃのことはよくわからないので、定番を注文!
「明太もちチーズ」
「そば」
色んな種類のもんじゃがありまして、
「ハンバーグもんじゃ」なるものもありまして、
出来上がり想像図を皆で予想したのですが、
なんか熟考すればするほどキモいものを浮かべてしまうので、
今回は断念、オーソドックスで勘弁してくださいね。
僕はまったく上手につくった(場を仕切った)ことがないので、
プロを彷彿させる同僚におまかせ、勉強させてもらうことに。
STEP1, 汁は入れずに中の具を炒める
まずは汁内のキャベツとかモヤシとか特有の具とかを炒めていきます。
明太もちチーズの場合は明太は一旦取り除いて、
後から投入したほうがいいらしい、です。
そして、炒めつつヘラで細かく刻んでまいります。
これでもかといわんばかりにざくざくと刻んでゆき、カタチを整えていきます。
でもあんまりやりすぎるときっと歯ごたえとかがなくなっちゃうから、
適度でいいのではないでしょうか?
STEP2, いわゆる「土手」とやらをつくって汁を流す
中の具材が炒まったら、そいつを集結させて、 「土手」をつくっていきます。
ココがもんじゃのハイライトなので、いかにココで場を盛り上げることができるか、
が勝負ですね。
結構具が少なかったり、炒めすぎてちっちゃくなっちゃってたりすると、
大した土手を作ることができずに、
あとからくる汁を受け止められなくなるので注意が必要です。
ポイントは一気に汁を流さないことです。
少しずつ流し、むにゅむにゅして、土手になじませていきます。
ここで一気にいっちゃうと、いわゆる土手が決壊して、
すべてが台無しになり、全員やる気がなくなります。
最大限の注意を払いましょう。
明太もここらで半分くらい投入、汁と一緒にむにゅむにゅしていきます。
「そば」のほうは土手内にそばが混入されているので、
かなり安定した土手をつくることができますね。
これは決壊の心配があまりありませんね。
STEP3, ひっくり返したりしてなじませる
土手をうまく作成し、汁を受け止めることに成功したら、
もう後はなるようになっていきます。
ここらで焼き面にはいい感じの焦げ目が付いてたりする可能性もあるので、
ひっくりかえしてむにゅむにゅしてなじませたり、調整作業にはいっていきます。
明太も残り半分を投入、
さっと混ぜ合わせ、先にいれたものとのグラデーションを楽しみましょう。
ここまでくるとどこが出来上がりなのかさっぱり分かりませんが、
だいたい経験者が「もういいんじゃね」的発言をしてくるので、
そうなったら完成です。
見事なもんじゃが完成しました。腹ぺこMAXでございます。
味はいわずもがな、普通にウマいです。
ちっちゃいヘラで端っこからこそげとって食べていきます。
これがまたビールとの相性抜群。
つい飲み過ぎてしまいそうになるのですが、もんじゃは粉もの。
たいして食べてないような感じがするのですが、
意外とお腹いっぱいになってくるのですね。
もんじゃ2つを3人でつまんで丁度いいくらいのボリュームでした。
今回はもんじゃの成り立ちを記したので、
次回はこれを見返して、 場を仕切れるような雰囲気をだしちゃおうかなと思いつつ、
「ハンバーグもんじゃ」にもトライしようかと思います。
やっぱDIYは楽しいですね。
チャオ