きき牛丼やってみた
なんとなく春めいてまいりました。
僕は春の気候は大好きですが、
春特有の浮き足立った雰囲気がちょっぴり苦手です。
何かと終わりを迎えたりスタートしたりするのが春という季節だと思うのですが、
なんでしょう、年末年始の高揚感とはまた違う、
少し悲しい気分になりがちです。
まあ暖かくなってきてぼーっとしてくる、とか、
花粉の影響で各所がムズムズする、とか、
年度末で仕事が殺伐とする、とか、
色んな要因があってこんな気持ちになるのでしょう。
そんな気持ちを吹き飛ばすためにも、
「きき牛丼」やってみました。
僕はなんだかんだで週に1回はどこかの牛丼を食べている気がします。
なので、いい加減目隠しして食べてもどこの牛丼かわかるでしょう!
という謎の自信を持っていました。
その自信を確かめるときがやってきたのです。
-大手三社の牛丼を取り寄せました。(普通にテイクアウト)-
僕はこの三社だったら吉野家がダントツで好きです。
吉野家だけははっきりと舌が記憶している、そう自負しております。
-準備-
僕はこの間別部屋でテレビをみておりましたので、
もちろん八百長はございません。
準備も整ったので、第1回きき牛丼開始です。
-実食-
目隠しして己の味覚のみを頼りに、
孤独な戦いがスタートしました。
-結果-
僕の舌はこのような答えをはじき出したのです。
・・・普通に間違えております。実食前の写真と見比べてみてください。
-考察-
自信たっぷりで挑んだ戦いでしたが、結果惨敗です。
いちばん味に確信があった吉野家とすき家を間違え、松屋だけ当てるという、
なんとも微妙な結果が出ました。
目隠しして食べて気づいた点があります。
僕は普段どの牛丼屋でも、紅しょうがモリモリで食すので、
紅しょうが込みの味を記憶していたっぽい、ということです。
ここは誤算でした。。
冒頭でも書いた通り、僕は吉野家がいちばん好きです。
吉野家に行く時は、「牛丼を食べにいこう」という意気込みで向かいます。
しかし、他の二社は「牛丼」を食べにいく意気込み以外のモチベーションで入店することが多いです。
そんな中、松屋のみ的中させるということは、自ずと染み付いてしまった牛丼の味ということができるのではないでしょうか。
確かに松屋に行く機会がいちばん多いのかもしれません。
悔しさは残るものの、終えたあとは清々しい気持ちになったと同時に、
妻と三社の牛丼をミックスしてあーだこーだ言いながら美味しくいただきました。
春はやっぱり「きき牛丼」に限ります。
※今回のこの企画を全面的にバックアップしてくれた妻に多大なる感謝の意をここに表します。